自担のデビューが遠のいた瞬間と自担のデビュー発表に立ち会った話

2019年8月8日、東京ドームでのJr.コンサートで、SixTONESSnowManの2020年同時デビューが発表された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時の自担がどんな気持ちだったかなんて想像出来るはずがない。会見で他のJr.にバレないようにリハーサルしたって言ってたけど、あの発表の瞬間に初めて知ったのかなあ。それとももしかして、事前に誰かから聞いていたのかなあ。どちらにせよ、自担である西畑大吾さんが所属するなにわ男子のデビューはおあずけとなった。全国ツアーが決まったのはすごく嬉しくて、ずっとやりたいって言ってたからすごくすごく嬉しくて、でも同じ全国ツアーなのにSixTONESと明らかに扱いが違うなって感じて、デビューと聞いてそういうことか、って思った。

 

思い返せば伏線はあって、最初のグループごとの紹介もスノストだけは個人アップがあったし、コンサートの1曲目はJr.全員集まるだろって思ってたのにスノストは焦らされるし、演出も派手だし、じゅりの表情がずっと硬かったのも今思えば緊張してたんだなって納得できる。なんだよ、映画少年たちではあんなに伏線の落とし物してたくせに、ちゃんと回収できるんじゃんか。そうかあデビューかあ。

 

発表があってからしばらくは放心状態だったけど、大きな花束を持って歌うSixTONESSnowMan見てたらおめでとうって思えた。これは本当。でもさ、2組の直後に歌うのがなにわ男子だなんてそんなのさ。

 

 

センターに立つ西畑大吾さんは、アイドルとして完璧だったと思う。自担ながらそう思うし、他担が評価してくれたツイートもたくさん見た。あー大吾くんのこういうところが好きなんだよなあーって思いながらモニターの中の自担を愛した。たぶん大吾くんはちゃんと祝福できるんだと思う。

キンプリデビューのときもそうだったけど、かつてのライバルや共演してきたJr.達のデビューに、彼は素直におめでとうと言うと思う。でもキンプリの時と違うのは、西畑大吾さんに守るものがあるってこと。もちろん1年半前も関西ジャニーズJr.を先頭で守ってくれていたけど、今のなにわ男子はグループという形で分かりやすく守るべきものになった。

大吾くんはあの瞬間、確実に先を見ていた。

アイドルは、見に来たファンを楽しませて笑顔にして幸せにするのが仕事だとしたら、関西から来て東京のステージに立つなにわ男子と、その中心にいる西畑大吾さんは、一番アイドルだった。キラキラしていて、放心状態だったオタクたちの視線を一瞬で集めた。ああ、これがジャニーズを応援する楽しさだなあって実感してすごくすごく幸せな時間だった。どこに出しても恥ずかしくない、というか格好良すぎていたるところに見せびらかしたい、誇らしい推しだ。

 

 

来年のデビュー発表で、それ以前になにわ男子がデビューすることは無くなったし、その直後のデビューも無いだろうと思う。それでも、なにわ男子がCDデビューして全国ネットのテレビに引っ張りだこでドラマも映画も出まくってジャニーズを代表するアイドルグループになる未来は、鮮明に想像できる。彼らが諦めてないんだから、ファンが諦めるわけないじゃん。グループ結成から1年足らずでここまで来てるんだからこの先の可能性はもっと広がってる。彼らがアイドルでいてくれる限り、私は彼らなにわ男子を、西畑大吾さんを守り抜くと改めて決意した日になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自担のデビューが遠のいたと分かった同じ時、私の自担のデビューが決まった。

 

203日前のはてブロを、康二担じゃないんだけどね、で結んでいた私だけど、半年の間に向井康二さんを自担と呼ぶようになっていた。

はじめのうちはただ関西から康二くんを追って応援するようになったSnowMan。元々Jr.は東西関係なくまるっと応援スタイルだったから、SnowManはもちろん知っていたし好きだった。だけど、こんなに好きになるとは思わなかった。新体制で始動したSnowManを見ていたら、今はもう愛しくて仕方ない。

私の勝手な自担基準の中に、グループ全員を好きになることがあるんだけど、SnowManはそれをさらっと越えていった。康二くんが愛されてるって痛いほど伝わってきて、SnowManの中に康二くんの場所がちゃんとあることに愛を感じた。9人それぞれに強い覚悟があって、パフォーマンス力も高くて、横アリ見て泣いた。あの時康二くんはもうSnowManでしかなくて、ちょっと寂しかったけどそれ以上に虜になった。

 

彼を自担と呼ぶようになってから半年で、自担のデビューが決まった。めちゃくちゃ嬉しい。関西Jr.を離れると分かった時は信じられなかったし悲しくて悔しくて感情ぐちゃぐちゃだったけど、新しい場所で新しい仲間と出会ってデビューして、これ以上康二くんから大切な人が離れる可能性がなくなるかもって思ったらほっとして涙が出てきた。康二くんは幸せになれるんだなあ。嬉しい。9人で幸せを掴んだんだなあ。

やっと報われたとかいう言葉はあんまり好きじゃなくて、努力が報われて良かったと言われるのはきっと康二くんだけじゃない。結成から長い間SnowManを守ってきた6人もそうだし、無所からバックでガムシャラにやって兼任までした目黒くんもだし、急に抜擢されて兄組の世界に連れ込まれ顔も知らない大人たちが投げる鋭い言葉に耐えたラウールだってやっと報われたんだ。ジャニーズJr.は全員がそれぞれ努力してるんだからさ。とりあえず一つ、SnowManの夢が叶った。これから先どうなるかは彼ら次第だし彼らを応援する私たち次第でもある。想像するだけでわくわくできるのが嬉しい。

 

初めて自担のデビューを見届けることになった。こんなにも嬉しくて幸せなことなんだ。康二くん、SnowMan、デビューおめでとう。9人ならまだまだこれからって言うだろうから、私もまだまだついていくよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年8月8日、2人の自担を持つ私は、一方のデビューと一方のアイドルを全うする瞬間に立ち会った。こんな経験は後にも先にもこれだけだろうから、思ったより長くなったけど、自分の言葉で残しておきたかった。

 

 

SnowManデビューおめでとう、

次はなにわ男子がデビューするよ。